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> 第6回ダージリン白内障キャンプ・手術当日
第6回ダージリン白内障キャンプ
2011年3月27~29日
ダージリン地区カーシオン病院にて
手術当日
当日、早朝から一カ月ぶりの恵みの雨が降り、第6回白内障キャンプの実施を祝福してくれているようでした。9時に準備開始、11時に最初の患者さんが手術室に入りました。
執刀は米谷先生。手術補助はゴッシュ先生。その他の手伝いは、カーシオン病院の看護士さんたちです。
「ザーザーザー」。
開始から10分。突如として鳴り響く不穏な音。私たちが最も心配していた、機械の調整が間に合わなかった白内障超音波乳化吸引装置から聞こえてきます。ゴッシュ先生が機械を何度も再起動しますが、全く改善されません。原因は低電圧。定電圧計も太刀打ちできない程の電圧の低さです。
6人の手術を終えたところで時間は17時。「夜になれば電圧が安定するかもしれない」とのゴッシュ先生のアドバイスを受け入れ、2時間の休憩の後、19時から手術を再開しました。「集中力が途切れてしまうので」と、米谷先生もゴッシュ先生もお昼ご飯を召し上がりません。11時以降口にされたのはお茶だけです。
19時から再開された手術は不思議な程電圧が安定し、21時までの2時間で9人の患者さんが手術を終えました。
どの患者さんも重傷の白内障。米谷先生は両足で顕微鏡と超音波機械を操作し、両手で手術をされます。表情は全く変えず、上半身も動かしません。手術室はぴーんと張りつめた空気が流れ、機械の音だけが響きます。
15人目の患者さんが退室された時、ようやく米谷先生とゴッシュ先生に笑みが戻りました。自分たちではコントロールが不可能な電圧との闘い。今までは「カーシオンの街をあげての白内障キャンプだから、この日だけは電圧を一定にしてほしい」と院長自らが電気会社に頼み込んでいたそうですが、この政治不安の中で今回だけはその願いも届かず、厳しい手術日となりました。
例年は2日に渡って手術が行われましたが、今回は患者さんが15人のため、手術日は1日だけ。15人の患者さんのうち、3人がマカイバリ茶園からの患者さんでした。
>>> 術後検診へ
執刀は米谷先生
手術補佐はゴッシュ先生
患者さんの消毒をされる米谷先生とカーシオン病院の看護士・ビーナ。米谷先生は毎回の手術道具の準備もお一人でされました
左足は手術用顕微鏡。右足は超音波装置をコントロール
第6回白内障キャンプトップ
手術前日
手術当日
術後検診
写真館
ご協力頂いている企業の皆様(順不同)
埼玉医科大学病院眼科学教室
1.
カール ツァイス株式会社
3.
株式会社平和医用商会
5.
明治製菓株式会社
7.
アラガン株式会社
9.
シオノギ製薬株式会社
11.
株式会社イナミ
13.
ルフトハンザ航空
15.
中央産業貿易株式会社
2.
日本アルコン株式会社
4.
参天製薬株式会社
6.
ファイザー株式会社
8.
わかもと製薬株式会社
10.
株式会社はんだや
12.
千寿製薬株式会社
14.
大陸旅遊
2004年第1回白内障キャンプの時に寄付頂いた、手術用大型顕微鏡と白内障超音波乳化吸引装置、2008年に新たに寄付頂いた細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)、A,Bモード超音波検査装置2台、空気眼圧計は、白内障キャンプ時以外でもカーシオン病院の日々の医療で活躍しています。また、眼内レンズや薬品、手術用品も、大切に活用されています。
継続的にご協力頂いております企業の皆様に、心より感謝申し上げます。
マカイバリ茶園アジア・日本総代理店 有限会社マカイバリジャパン
〒165-0025 東京都中野区沼袋4-38-2
TEL: 03-5942-8210 / FAX: 03-5942-8211 / E-mail: tea@makaibari.co.jp
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