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マカイバリ茶園主来日講演記録マカイバリ紅茶農園主

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2005年来日講演記録1

 自然は、知恵の結晶です。自然の中に身をおけば、私たちが、この知恵の結晶に魅了されるのがわかるでしょう。私たちの心を元気づける太陽の光は、自然のあらゆるところに存在しています。このことを私たちは体で感じ取り、発見することができるでしょう。つまり、このことが持続可能な農業を理解することなのです。持続可能なことの本質は、自然と調和して共に働くということであり、自然に対抗することではないのです。

  このことを理解したならば、本来、単一栽培である茶園も、お茶の経営活動ばかりに終始してはならないということに気づくでしょう。農場全体が刻々と進化するひとつの有機体(有機的組織体)であり、茶
園はその有機体の一部なのです。そして、さらに明白にみえてくるのは、周囲の森林が、有機組織体を
作っている村の人間たちや、茶園のお茶を支える土台となっていることです。そして有機組織体の活力は、すっかり人工的な手段に依存しなければならなくなり、ますますその量が増え、いずれその許容範囲を越え、最後には有機体として機能することができなくなるのです。当然の結果として、混乱そして崩壊がやってきます。

  ダージリンのお茶は過去20年間、停滞した状態が続き、生産量は減り続けています。ところがマカイバリ茶園のシナリオは、生き生きと明るいのです。

  いったいどうやってこのマカイバリ茶園にこのようなことが起きたのでしょうか?これが変化のはじまりだったのです。1945年以来、変化が始まり、今も進化しつづけています。

  今、私たちは、大規模にそして急速に伝統的な農業や村の生活様式から引き離された時代に生きています。これは科学的な思考が人間を明確で冷静な思想家に変えたときに起きたのです。科学的思考により、
人は伝統や社会の束縛、自然の掟から自由になったのです。

  さて、私たちはこの一方的に片寄りすぎたことを、超越しなければならないのです。この明確な思考を使って、人間と、人間をとりまくありとあらゆる生き物に対して想像力を働かせなければなりません。このことを理解するによって、土地と生き物に対し、人は、自然な解決を行うことができる土地の管理者、世話役になることができるでしょう。そして、この努力において、個人が孤立していてはいけないので
す。共に働く仲間、新しい手段について学びあい相談しあう農民が必要なのです。

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