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現地レポート1

 第4回目となる白内障キャンプは、今回で27人、4年間で延べ102人(103眼)の患者さんが米谷先生(埼玉医科大学眼科学教室主任教授)の手術を受けたことになります。


 103眼・・・これまで手術は片眼だけの提供でしたが、今回は例外となりました。今回の患者さんは、過去最年少の白内障患者。それは4歳の女の子でした。両眼がほぼ失明状態のこの小さな小さな患者さんには、少しでも早い手術が必要と判断され、全身麻酔で両眼の手術となったのです。

 

 眼科チームに、麻酔科チームも加わり、みんなが一丸となって取り組んだ白内障キャンプ。回を重ねるごとに、国立カーシオン病院のスタッフの方々との心の交流も密になり、2日間を共に戦い抜いた戦友同士は、最後は涙なみだの別れとなりました。

 

 毎回、さまざまな物語が生まれる白内障キャンプですが、今回もいろいろな物語に出会いました。 

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